鬼門も欠けも怖くない!植物と掃除で整える家の風水
- 1月20日
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私の家は建売で購入したのですが、風水的に見ると「玄関が鬼門(北東)」「裏鬼門(南西)に欠けがある」という、なかなか厳しい間取りです。(※「欠け」とは、家の角が庭や駐車場などで削れ、L字型のように凹んでいる部分のことをいいます)
風水に興味を持ったのは購入後だったため、家の間取りがよくない配置だと気付いた時には、それはもう深いため息と共に大きなショックを受けました。その後、何か悩みがあるたびに「玄関が鬼門にあるからだ」「裏鬼門に欠けがあるからだ」と間取りのせいにしていたのですが、構造上の問題をあげつらい、不満を持ち続けることに限界を感じるようになりました。そこで「今ある状態を少しでも良くしよう」と思い立ち、観葉植物を置いたり庭木を植えたりする工夫を始めたのです。
玄関が鬼門にあたるため、玄関前の芝生を取り除き「白南天」を植えました。南天は「難を転ずる」と言われ、魔除けや厄除けの象徴。白南天は清らかさを表し、玄関から入る気を浄化してくれるとされています。裏鬼門には当初から「金木犀」が植えられていました。秋に甘い香りを放つあの金木犀です。
今では精油業界でも高値で取引され人気を博していますが、私にとって金木犀は「トイレの匂い」のイメージが強いのです。子供の頃、実家や近所の家には外にもトイレがあり、必ずといっていいほど金木犀が植えられていました。そのため私の中では「金木犀=トイレ」という方程式が完成してしまったのです。正直に言えば「どうしてあんな便所の臭い消しが高級品に?」と思ってしまうのですが…お好きな方には申し訳ない発言ですね。
家の金木犀も「いつか抜こう」と思っていたものの、風水を調べると「裏鬼門に金木犀は吉」とあり、抜くに抜けなくなってしまいました。メーカー側も風水を理解していて、あえてその場所に植えたのだとしたら中々やるなという感じがします。そんなわけで、抜こうと思っていた金木犀は命拾いをし、今ではすくすく育ち秋にはオレンジ色の小さな花を咲かせてくれます。近寄るとむせかえるほどの香りを放ち、家に漂う邪気を一気に取り込んでくれているようで、今では頼もしくさえ感じています。
さらに金木犀の隣に「赤南天」も植えました。赤南天もまた邪気を払う力が強く、裏鬼門の弱点を補ってくれる存在なのだそうです。
こうして鬼門の白南天、裏鬼門の金木犀と赤南天で強力なレイライン(本来の意味とは異なるかもしれませんが)を築き、鬼の通り道を守ってもらっています。さらに、レモンやユーカリ、オリーブといった力強い庭木にも周りを固めてもらい、間取りへの不安も、少しずつ和らいでいくように感じています。
そんな日々の中で、風水を学んでいくほどに「結局は掃除が大事」というシンプルな答えにたどり着きます。住まいを清潔に保つことこそが、悪い気を払い、良い気が流れる環境をつくる最も確かな方法なのかもしれません。中でも私が信じて続けているのはトイレ掃除で、毎日欠かさず取り組んでいます。あるマスターは「訪れた先でも掃除が必要と感じたら迷わずやる(しかも道具を使わず手で)」と言っていましたが、さすがにそこまでの境地には至っていません(笑)。家の間取りに不安があっても、植物や掃除の力で少しずつ整えていくことはできるかもしれませんね。風水は「完璧にしなければならないもの」ではなく、暮らしを心地よくするための小さな工夫のひとつだと思います。
植物がもたらす静かな力と、掃除という日々の積み重ねが、暮らしを少しずつ整えてくれる気がしています。


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